- 揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講義
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- 価格
- 1,034円(本体940円+税)
- 発行年月
- 2022年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784040824215
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[BOOKデータベースより]
2011年の東日本大震災以降、日本列島は火山噴火や大地震がいつ起きてもおかしくない未曾有の変動期に入った。この荒ぶる大地で生き延びるために、私たちが心得ておくこととはなにか。京都大学で学生たちに人気を博した教授による、白熱の最終講義
第1章 日本は「大地変動の時代」に突入
[日販商品データベースより]第2章 2035年±5年、南海トラフ巨大地震の激甚さ
第3章 20の火山がスタンバイ状態
第4章 富士山噴火をシミュレートする
第5章 地球温暖化は自明でない
第6章 減災の意識を持つ
第7章 ポストGAFAを見据えて―必要となる思考、知識、教養
第8章 地球46億年の命をつなぐ
(章立てと主な項目)
第一章 日本は「大地変動の時代」に突入
「海の地震」と「陸の地震」/正断層と逆断層/日本列島で地震が起きない場所はない/変動期は今後も続く
第二章 2035プラスマイナス5年、南海トラフ巨大地震の激甚さ
なぜ2030から40年の発生を予測できるのか/津波は「ビッグウェーブ」ではない/根室沖巨大地震にも注意を
第三章 20の火山がスタンバイ状態
巨大地震の後には噴火が/「3・11」直後から増えたスタンバイ状態の火山/噴火の三つのモデル/富士山噴火が南海トラフ巨大地震と連動したら
第四章 富士山噴火をシミュレートする
(1)火山灰
(2)溶岩流
(3)噴石と火山弾
(4)火砕流
(5)泥流
第五章 地球温暖化は自明でない
「異常気象」の「異常」は人間にとっての異常/地球は氷期に向かっている/温暖化は自明ではない/異常気象と偏西風/地球のバランス・システム「地球惑星システム」
第六章 減災の意識を持つ
知識は命を救う/指示待ちではなく自発的になるには/正常性バイアスを知る/「空振り」を受け入れる姿勢を持つ/個別「ハザードマップ」の重要性を知る
第七章 ポストGAFAを見据えて ――必要となる思考、知識、教養
戦略的な勉強を/知識、アウトプット、教養のサイクル/好きなことより、できること/人生で出くわす「偶然」を楽しむ/スキマにこそ醍醐味が/京都大学の教育法/難しい本は書いた人が悪い/時間を4つに分ける/読書はもっとも効率のいい勉強の手段
第八章 地球46億年の命をつなぐ
「長尺の目」で見る、ということ/ユクスキュルが唱えた「環世界」/アトランティス大陸は実在した?/大噴火は文明を消滅させる/地球科学的な時間と空間を