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[日販商品データベースより]
特急列車がまだ「特別な急行」だった時代のこと。
急行列車は設備こそ普通列車に毛が生えた程度のものだったが、国鉄線の末端まできめ細かな速達サービスを提供し、庶民の足として親しまれていた。
しかし、時が流れ人々の所得が高まると、料金は多少高くとも新幹線や特急を好むようになる。翻って急行は「たいして設備はよくないのに速達料金を取る列車」という扱いになって人気はどんどん落ちていった。「時代遅れ」になってしまったわけだ。
急行列車はJRでも運転されたが、2016年の『はまなす』の廃止によりJR線上から定期急行列車は消滅した。人々の記憶からも国鉄・JRの急行の存在は薄れつつあり、もはや「急行」のイメージは大手私鉄の速達通勤列車というほうが強いかもしれない。
本誌はそんな国鉄・JRの急行を模型で楽しむ本だ。急行は趣味者視点でみればとても個性的で楽しい。最短1両、最長12両、急行型の車両と一般型の車両が一つの編成にごっちゃになったり、分割・併合を繰り返して編成が目まぐるしく変わったり……。雑多な気動車をつないで多層階列車を気取ることも、旧型客車を連ねて長距離夜行急行を再現することも、Nゲージならば自由に再現できる。
本誌だけでは急行の魅力をすべて詰め込むのは不可能だ。だが、可能な限り「模型で楽しむ急行」のおもしろさを詰め込んでみた。ぜひ堪能してほしい。