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[BOOKデータベースより]
叶うならば相対性理論を理解したい、そんな想いを抱く人は多いと思う。本書は、これまでのアプローチとは全く異なる非ユークリッド幾何で、相対性理論を解き明かしていこうというものである。極座標ではユークリッド幾何の直線が微分を含む三平方の定理で記述されることから始まる。時空が重力の影響を受けることによって、この定理にも歪みが現れ、惑星軌道や光跡に不思議な変化やブラックホールが現れる。それを読者のパソコンで体感しながら相対性理論の神髄を味わってほしい。
序章―地上から天空へ
[日販商品データベースより]平面の幾何―宇宙への準備
球面幾何
双曲幾何と計量
時間の取り込み(Time・Zeit)
電気と磁気の統合と実用化
アインシュタイン登場
特殊相対性理論
一般相対性理論
シュバルツシルト時空の解析
大宇宙から小宇宙へ
アインシュタイン=シュバルツシルト空間の幾何
本書は相対性理論を幾何学的な観点からアプローチします。幾何学的解釈(ユークリッド,非ユークリッド)を踏まえることで,アインシュタインが何をしようとしたのかをより具体的に知ることができます。「時間」が絡む前の幾何をまず押さえます。そして「時間」を取り入れた場合の特殊相対性理論へと進み,さらに一般相対性理論,リーマン幾何時空,軌跡の計算まで試みます。
アインシュタインが10年がかりで見つけたという重要な項の存在についても詳しく触れます。時空が重力で影響を受けた場合,三平方の定理が変形します。空間の歪みがどのように記述されるのか,丁寧に読み解きます。
オールカラーで図や写真を多く掲載し,式や物理現象などをイメージしやすい構成にしているので,相対性理論を勉強し始めたばかりの方,幾何学をこれまでやってこなかった方にも抵抗なく読み進めていただくことができます。