- 記者がひもとく「少年」事件史
-
少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す
岩波新書 新赤版 1941
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2022年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004319412
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[BOOKデータベースより]
白昼テロ犯・山口二矢、永山則夫、サカキバラ、…。殺人犯が少年だとわかるたびに、報道と世間は、実名か匿名か、社会の責任か個人の責任か、加害・被害の立場の間で揺れ、戦後から現在まで少年像は大きく変わった。二〇歳から一八歳へ成人年齢が引き下げられる中、大人と少年の境の揺らぎが示す社会のひずみを見つめる。
第1章 戦後復興期 揺籃期の少年事件―少年事件は、実名で報道されていた!
[日販商品データベースより]第2章 経済成長期 家庭と教育の少年事件―少年事件とは、子供の事件
第3章 バブル時代 逸脱の少年事件―メディアの「型」から外れる少年たち
第4章 バブル前後 曲がり角の少年事件―子供だましをしていた捜査機関や司法
第5章 平成初期 少年と死刑―18、19歳をめぐる死刑存廃論
第6章 少年事件史の転成―加害者の視点から被害者の視点へ
第7章 21世紀の精神鑑定 発達障害の時代―「環境」責任から「個人」責任へ
第8章 少年事件の退潮―市民が少年を裁く時代に
補記
最終章 少年事件を疑う―少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す
殺人犯が少年だとわかるたびに、報道と世間は実名・匿名、社会・個人の責任、加害・被害の間で揺れ、「少年」像は戦後から現在まで大きくシフトした。白昼テロ犯・山口二矢から、永山則夫、サカキバラへ、そして「少年」が消えた現在までをたどり、成人年齢引き下げの中、大人と少年の境の揺らぎが示す社会のひずみを見つめる。