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[BOOKデータベースより]
生きねば!コロナ禍、ウクライナ戦争、気候変動によって、世界秩序が根本から変わらざるをえなくなっている現在、ふたりの少女が示す人類の「生きる」シニフィアン(意味するもの)を探る。宮崎駿による壮絶なナウシカの戦いと愛。人類と村の生存を背負うナウシカは、王蟲と語らい、テトとカイによりそわれながら腐海の謎に挑み、大海嘯に直面し、巨神兵オーマとともに、世界を浄化へ向けてプログラムしている墓所を瓦解させる。傑作漫画7巻に肉迫する解読。まるでコロナ禍を予測していたかのようなマスクをしないと生きのびれない瘴気にあふれた森の世界。そしてミヒャエル・エンデの『モモ』は、灰色の男たちに時間を奪われた現代人のあり方を風刺しながら産業社会の根源をあらわにし、本来の人間のたいせつなあり方を示す。八ヶ岳場所セミナーの語らいからの書き下ろし。
まえがき―「星の王子さま」から
[日販商品データベースより]1 『モモ』から学ぶ、たいせつなこと(モモとベッポとジジ―たいせつな存在とコンビビアルな関係と場所;時間をうばう灰色の男たち―ひっくりかえった生活世界;時間の花の国とマイスター・ホラ、そしてカシオペイア―本質的なもの ほか)
2 「生きる」ナウシカから学ぶ―対関係のやさしさ(「モモ」から「ナウシカ」へ;ナウシカとクシャナ;出会いと場所と出立 第1章 風の谷 ほか)
3 知をつくし情をつくしてたいせつなことを―現在世界としての「風の谷のナウシカ」と真実を語り見ること(生存と世界観)
終章 王蟲、カイ、テトが亡くなった悲しみをこえて生きる対の力
エンデの「モモ」と宮崎駿の壮大な漫画「風の谷のナウシカ」から、現代世界の問題を解き明かし、混迷の「いま」を「生きる」ために、大切なことを探しあてる、明晰な書。
モモもナウシカも、困難な現実がおそいかかる中で、状況に振り回されず、1対1の対(つい)的な関係を何より大切に、現実を乗り切ります。
産業社会とはいかなる世界か。さかさま小路 / どこにもない家 / 時間の花の国
環境破壊された腐海は、いかなる世界か。大海〓 / 青い地 / 墓所
コロナ禍、そしてウクライナ戦争から危機におちいった「今」の世界秩序を乗り切っていくために、ふたりの少女のあり方から、「生きねば !!」のたいせつなことを学ぶ。
流行をこえて、今こそ読まれるべき2つの名著を、世界最先端で考える哲学者が、簡明に解き明かします。