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[BOOKデータベースより]
近代民主主義のピューリタン的起源について論じたことで知られる政治哲学者、A・D・リンゼイの政治思想の全貌とは―。リンゼイの生涯にわたる思想と行動の軌跡を描く研究成果。
序章(本書の視角―ピューリタニズムの継承と展開;先行研究;本書の構成)
[日販商品データベースより]第1章 多元的国家論の受容と英国観念論の再解釈―一九二〇年代前半までのリンゼイの政治思想(リンゼイ家とスコットランド自由教会;リンゼイの思想的課題―個人主義・団体主義論争を超えて;英国観念論の再解釈1―「国家論」から「社会論」へ;英国観念論の再解釈2―「善き生」と教会、労働組合、国家;英国観念論の再解釈3―主権論をめぐって;おわりに―民主主義論へ)
第2章 社会的キリスト教、ピューリタニズム、近代民主主義―一九二〇年代後半におけるリンゼイの政治思想(炭鉱ストライキに対するリンゼイの応答;リンゼイの民主主義論―『民主主義の本質』と近代議会制の擁護)
第3章 ナチズム批判と民主主義論の変容―「統治の原理」から「社会の原理」へ(「社会の原理」としての民主主義とナチズム批判;「統治の原理」としての民主主義―議会制と普通選挙制の関連)
第4章 第二次世界大戦後の英国社会主義論―近代民主主義の継承という観点に着目して(工業化の諸問題と労働運動への参画;英国社会主義論1―非国教徒、労働運動、労働党;英国社会主義論2―アトリー労働党政府の産業国有化政策をめぐって;おわりに)
終章
近代民主主義思想のピューリタン的起源について説き、独自の民主主義論を提起した二〇世紀英国の政治哲学者A・D・リンゼイ(1879-1952)。その政治的思考は、労使紛争への諸教会の介入、ナチズムの台頭、そして民主化なき産業の国有化といった、現実の諸問題へのコミットメントを通じて深められていった。本書は、リンゼイの政治思想の形成と発展とを丹念にたどりつつ、その知的格闘の軌跡をピューリタニズムの現代的展開という観点から統一的に描き出すものである。