- 瀧口修造研究
-
〈影像人間〉の系譜
近代文学研究叢刊 73
- 価格
- 6,600円(本体6,000円+税)
- 発行年月
- 2022年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784757610354
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〈影像人間〉の系譜
近代文学研究叢刊 73
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[BOOKデータベースより]
瀧口のシュールレアリスム受容の土台となった、ウィリアム・ブレイクおよびサミュエル・テイラー・コールリッジらの英国浪漫主義受容の重要性を論じ、加えて、現象学者バシュラールの解釈学的視座を用いることによって、瀧口の芸術観・作品の普遍的な部分を際立たせ、国際的な文学研究における価値を見出した。
序章 瀧口修造先行研究・批評の分析―瀧口はどのように読まれて来たか
[日販商品データベースより]第1章 瀧口のオートマティスム―コールリッジおよびバシュラールを補助線として
第2章 ウィリアム・ブレイクの洗礼―光の形而上学
第3章 「絶対への接吻」―シュールレアリスム詩の実験の転換点として
第4章 「卵のエチュード」―サルバドール・ダリによる啓示とその超越
第5章 記録写真の美学―瀧口修造の場合
第6章 詩と絵画の結婚―瀧口修造、ジョアン・ミロ共著『手づくり諺ジョアン・ミロに』における「諺」の分析
詩人・美術批評家の瀧口修造による、外国文学・芸術の受容、再創造、超越を論じる。
日本におけるシュールレアリスムの第一人者、詩人・美術批評家の瀧口修造について論じた本書独自の視点は、瀧口の美学を貫く特質の中心に影像に対する彼の考え方を据えていることにあり、瀧口が創造原理として重視した想像力の系譜を浮かび上がらせることにある。