- 顔を聞き、声を見る
-
私たちの多感覚コミュニケーション
越境する認知科学 9
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2022年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784320094697
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 「頑張れない」子をどう導くか
-
価格:990円(本体900円+税)
【2025年05月発売】
- 業務自動化・効率化をかなえるPower Automate基本と実践の教科書
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2025年11月発売】
- パソコン仕事が10倍速くなる80+αの方法
-
価格:1,496円(本体1,360円+税)
【2024年01月発売】
- リミタリアニズム 財産上限主義の可能性
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2025年09月発売】
- [図解]般若心経がよくわかる本
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年07月発売】



















![[図解]般若心経がよくわかる本](/img/goods/book/S/43/436/143.jpg)









[BOOKデータベースより]
多感覚知覚の興味深い現象からマスク着用の影響までコミュニケーションのしくみを心理学的に解明!
第1章 知覚の多感覚性
[日販商品データベースより]第2章 多感覚知覚
第3章 多感覚コミュニケーション
第4章 多感覚コミュニケーションの文化間比較
第5章 多感覚コミュニケーション研究の展開
第6章 多感覚コミュニケーション研究とコロナ禍
第7章 マルチセンソリー・ヒューマン
多感覚知覚の興味深い現象から、マスク着用の影響まで
コミュニケーションのしくみを心理学的に解明!
私たち人間のコミュニケーションは、感覚器官をフル活用した高度な営みである。
視覚・聴覚・触覚などの感覚はそれぞれが単独で機能しているだけではなく、それらの間にはさまざまな相互作用も生じていることは明らかである。
例えば、地下鉄のホームなどの騒がしい場所で会話をするとき、つい相手の口元の動きも注視していることはないだろうか。これは、聞こえにくい相手の声を視覚から得た情報で補おうとしているのである。
つまり、私たちはこのとき、「声を見て」いるのだ。
本書では、そのような感覚を超えたダイナミックな五感の働きを「多感覚コミュニケーション」と位置づけ、それを支える多感覚知覚のしくみや、多感覚知覚を土台としたコミュニケーションに関する心理学的研究を多数紹介する。多くの方に興味をもっていただくために、脳、発達・文化・進化、ロボットvs. 人間、視覚・聴覚・触覚の比較といった多面的な視点からアプローチすることを心がけた。
さらには、コロナ禍で日常化したマスク着用とオンライン上でのコミュニケーションに着目し、それらによって生じる五感のバランスの変化、それらがもたらしうる問題点についても言及する。