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- 地球見
-
短歌研究社
春日いづみ
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2022年08月
- 判型
- B6変
- ISBN
- 9784862727152

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[BOOKデータベースより]
遠くから地球を見る、その眼差し。社会状況の変化、その中で繰り広げられる人間の営み、そして自身の営み。すべてをこの地球の出来事として見つめ、時に鋭く、また慈しみを籠めて豊かに歌い上げた第五歌集。
明日昇る
[日販商品データベースより]もやもや重い
イエスの産声
よいほん
歴史に非ず
歩く男
地球見
保育園の影となる土
「聞け」
民衆の歌 題詠「音」
酷熱氷寒
「あなたに、話がある」
ディスタンス
六点の星
フリーランス
魔王
Pacem(パーチェム)
春のこゑ
岩波ホール閉館
エキプ・ド・シネマ
これから見る人
月刊誌「短歌研究」に連載した作品を中心に編んだ第五歌集。
この時期、『聖書』の翻訳というかけがえのない仕事に携わり、また、長く関わった岩波ホール閉館に衝撃を受ける。
社会の大きなうねりの中で、著者は自身と世界を静かに見つめ続ける。
(収録歌より)
安全はいづこにもなく明日昇る太陽だけが標(しるべ)と思ふ
クルド語の映画にサヌレとふ女の子その名「国境」の意味と知りたり
掌(てのひら)に載るほど小さき男の像 戦争は人を縮めゆくもの
絵本には地球見をする家族をり三十年後の月の暮しに
廃墟画はなぜに美し森閑と雲をわかせてひかり満ちをり
何待つか知らねど今宵は前夜なりさやゑんどうの筋を〓きつつ