[BOOKデータベースより]
人間国宝・歌舞伎俳優、最期の日々に迫る。在りし日の舞台、芸談、絶筆エッセイ&画集、逢坂剛寄稿鬼平と吉右衛門、夫人インタビュー、綴じ込み未完成絵本収録。
第1章 記録 舞台に懸ける
第2章 随筆 日々を綴る(役者の正月;歌舞伎を支える職人たち ほか)
第3章 芸談 役を生きる(一谷嫩軍記 熊谷陣屋;鬼一法眼三略巻 一條大蔵譚 ほか)
第4章 画集 心のままに、描く(役者絵;えとのえほん ほか)
第5章 77年を辿る(鬼平犯科帳 長谷川平蔵を生きた吉右衛門(寄稿 逢坂剛);年譜 ほか)
人間国宝、歌舞伎俳優、最期の日々に迫る
●コロナ禍、名優が悟った「舞台でしか生きられない・・・」
倒れる直前まで書き続けた連載エッセイ。
数年先まで演じたい役があったという吉右衛門丈だが、
老境の人生観、未来への金言が綴られていて、
まるで我々への遺言かと思われるような話に胸が熱くなります。
「生きていることは本当に本当に幸せで嬉しいことです」
(2章 随筆より)
●舞台での圧倒的なオーラをカラーで堪能。芸談も!
命がけで挑んだ晩年の舞台は圧巻。
若い役者やファンに向けて語った貴重な芸談も見逃せません。
●描き溜めた役者絵、日日の絵の数々
若い頃から描くことが日常だった吉右衛門丈。
当たり役から、カレンダー裏に書き込んだラフ画、
未完成の絵本など一挙公開。
●貴重な吉右衛門夫人インタビューも
19才の時、ひと回りはなれた吉右衛門丈と結婚した知佐夫人。
今まで表に出てこなかった夫人の、
出会い、右も左もわからなかった歌舞伎世界、
素顔の吉右衛門丈など、初めて語る内容が満載です。
●鬼平ファン必読。作家逢坂剛が特別寄稿
「鬼平犯科帳」で吉右衛門ファンになったという方々にも!
ぜひご一読ください。
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