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池にいる小さなアマガエルと大きなトノサマガエルが、見つけた板でシーソーのようにギッタンバッタンと楽しく遊ぶ様子を描いた絵本です。登場するのはカエルのみ。いろんな擬音も楽しめます。横長の絵本なので、ダイナミックな絵も楽しめます。
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まんまる池は今日も賑やか。ぴょんぴょこぴょんぴょこ、小さなあまがえるたちが池の周りを飛び回っています。「いーものみーつけた」あまがえるたちはぴょーんと板に飛び乗ると、みぎにギッタンひだりにバッタン、シーソーのようにして遊びます。それをみていた大きなとのさまがえる。のっしのっしとやってきて、どしんと板に飛び乗ります。あまがえるたちは「こわいよー」と慌てて逃げていきますが……。「ぴょんぴょこぴょん」「ギッタンバッタン」「けろけろけろー」飛び跳ねるような楽しい音をたくさん味わえる作品です。リズムカルな文章は声に出して読むとさらに心地よく、心も弾みます。作者は本作品が絵本デビュー作となる、こやまじゅんこさん。挿絵は『またおいで』(森山京作 あかね書房)や『りんごあげるね』(さえぐさひろこ作 童心社)など、多くの児童書の挿絵を担当されている、いしいつとむさんです。優しく軽やかなイラストが、素朴で明るいおはなしにベストマッチ。和紙のざらっとした質感がにじみやぼかしをうんで、かえるたちの楽しげな仕草やフワッと柔らかい表情を演出しています。そういえば、はじめに池の板に飛び乗ったのも、はじめにとのさまがえるに「みんなでいっしょにあそぼうよ」と声をかけたのも、実は一番小さなあまがえるでした。小さい子どもは遊びの天才ですね。ぜひ子どもたちには、自然の中で自由に飛び跳ねるかえるたちに自分を重ねて、楽しんでほしいです。
(絵本ナビライター 出合聡美)
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