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価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2013年08月発売】
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【2013年08月発売】
[BOOKデータベースより]
中ロの戦略を、「中央ユーラシア」と「帝国シンドローム」を軸に世界史&地政学で解明する。
第1章 国際連盟と「ハートランド」との共存は困難と説いたマッキンダー
[日販商品データベースより]第2章 ユーラシアを動かしてきた穀物争奪戦
第3章 中央ユーラシアの軍事勢力との激戦が成長させた老舗の中華帝国
第4章 中央ユーラシアからユーラシアを支配したモンゴル帝国
第5章 清帝国と新興のロシア帝国に二分された中央ユーラシア
第6章 遅れて海洋世界から勃興したヨーロッパ
第7章 第二次世界大戦によるソ連の勃興とユーラシアの変動
第8章 プーチンの帝国シンドロームとウクライナ侵攻
ロシアのウクライナ侵攻、中国の「一帯一路」政策の動きは、「帝国シンドローム(症候群)」とも見ることができる。ロシア帝国の復興を目ざすプーチン、中華文明の復興を目ざす習近平が、軍事をからめて勢力を拡大しようとしているのである。
ロシアも中国もユーラシアの大国であるが、中央ユーラシアの戦略的重要性に着目し、その地域を「ハートランド(心臓部)」と命名したのが、後に地政学の祖といわれるハルフォード・マッキンダーである。マッキンダーは、「世界はイデオロギーで変わるのではなく、(食糧などの)諸資源の偏りと、戦略的要地の偏在により、資源と要地、その奪い合いで変遷した」と指摘している。その考えは今でも有用であると著者は捉える。
本書は、中ロの国家戦略を、「中央ユーラシア(ハートランド)」と「帝国シンドローム」を軸に世界史と地政学で解き明かす。地図や写真が多く、初心者でも興味をもって読み進めることができる。