[BOOKデータベースより]
本書は保育現場のエピソードを交えて解説しています。自己肯定感について一緒に考えましょう!
第1章 自己肯定感が育まれる0・1・2歳児の保育(養護を通して育まれる自己肯定感;愛着関係を育むことが自己肯定感を育てる;自我の芽生えと自己肯定感―言葉にならない言葉に対しての共感とかかわり方 ほか)
第2章 自己肯定感が育まれる3・4・5・6歳児の保育(楽しさを共有しながら関係を築く3歳児;自分を振り返り始める4歳児;感情が安定し我慢する力が育つ5・6歳児 ほか)
第3章 自己肯定感を育むための保育者の役割(0・1・2歳児の心の声のとらえ方・養護のあり方;3・4・5・6歳児のための一人ひとりと向き合う保育;0歳児から6歳児に共通する保育者のかかわり)
乳幼児の自己肯定感の育ちについて考えます
いま自己肯定感が重要視されています。
本書で紹介していますが、日本の子どもたちは、アメリカ、中国、韓国と比べ自己肯定感が低いという意識調査報告があります。それは、乳幼児期にどれだけ大人たちと信頼関係を築いてこられたかに起因するのではないでしょうか?
自己肯定感は、本来、人に備わっているものではなく、人とのかかわりの中で育つもの、育てられるものです。自己肯定感を育むのは、人としての土台が築かれること。0歳児から6歳児の保育こそが、そのカギを握っています。
厚生労働省編『保育所保育指針解説』でも自己肯定感の大切さが述べられています。ですが具体的な保育については書かれていません。
本書では、乳幼児の自己肯定感の育ちについて年齢別に基礎知識を押さえつつ、その育ちを支える保育者のかかわり方を考えます。保育現場の実例を交えながら解説しています。イラストを多用しているので子どもの姿がイメージしやすいです。
【編集担当からのおすすめ情報】
乳幼児保育の専門家、今井和子先生は「目に見えない子どもたちの『心』が豊かに育まれること」を追求し続けてきたそうです。
今井先生の子どもに対する思いがあふれる1冊です。
本書の実例で紹介されている保育者の子どもに対するかかわりには、感心するばかりです。まさに質の高い保育です。
今井先生からのメッセージです。「全国の保育者のみなさま、どうか保護者の方々と一緒に『子どもたちの自己肯定感が育まれる生活・保育』について語り合い、実践し、その成果を社会にアピールしていただければと願わずにはいられません」。
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