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[BOOKデータベースより]
本巻では、一九一九年の三・一独立運動ののち一九二〇年代から一九三〇年代初頭までの時期を扱う。第一次世界大戦後の世界的な民族闘争の高揚と帝国主義体制の再編の中で、日本の朝鮮植民地支配は武断統治から文化政治への転換を余儀なくされた。『東亜日報』『朝鮮日報』をはじめ多くの新聞・雑誌が発刊され、検閲や弾圧を受けながらも活発な言論空間が開かれた。そこには、民族解放にかかわる民族主義者と社会主義者の論争をはじめ、都市と農村、身分制度と女性解放、生活改善運動などの社会問題、宗教・教育・文芸・言語などの文化問題に関して多様な議論があった。論争の時代ともいうべき時期の代表的な基本史料四八点を収録する。
1 民族主義と社会主義(独立への道;「文化政治」下の実力養成運動;民族か階級か ほか)
[日販商品データベースより]2 植民地社会の現実と変革(近代都市と農村;身分解放と女性解放;生活改善運動)
3 植民地支配下の文化運動(民衆世界と宗教;植民地支配下の教育問題;文芸思潮と言語問題 ほか)
東アジアにおける中国や日本との相互の影響関係を重視しながら、朝鮮近代思想史の理解に重要な史料を原典から翻訳した世界初の試みがついに登場。激動の近代を経験してきた朝鮮の思想的営みを、朝鮮王朝時代から南北の分断に至るまで、五五〇年という長い歴史をもとに新しい枠組みで描き出し、近代の根本的な再検討を促す。