- いのちの海と暮らす
-
日本の沿岸漁業民俗誌
冨山房インターナショナル
川島秀一
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2022年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784866000411

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[BOOKデータベースより]
シロウオからクジラまで、日本の沿岸で営まれてきた漁業の歴史と民俗。海と魚と漁師と共に暮らしながら、陸という枠組みに限ることなく、海上にも人々の生活の歴史があることを見直します。この世界には、生きるに値しない生物などはなく、そのことを一番よく知っている漁師たちから多くのことを学んだ報告でもあります。
第1章 漁師が語る海(スズキ釣りは辛抱釣り―佐賀県唐津市 野崎市右衛門さん;海の花咲かせるメバル釣り―秋田県八森町岩館 菊地鶴蔵さん)
[日販商品データベースより]第2章 漁師が書く海(飛島の「山帳」における書承;村上清太郎翁の漁業記録)
第3章 汽水域と沿岸漁(湾史における汽水域―宮城県気仙沼湾内の水産史から;シロウオ漁の生活誌)
第4章 沿岸のクジラ捕り(概説 北海道・東北地方の沿岸捕鯨;沿岸小型捕鯨の民俗 ほか)
第5章 日本の沿岸広域漁業(追込み漁の自然観;ケンケン漁の始まりと伝播)
70年ぶりに変えられた漁業法を象徴とする、昨今の沿岸漁業をめぐる動向に対し、シロウオからクジラまで、日本の沿岸で営まれてきた漁業の歴史と民俗の実態を捉え直します。
著者は海と魚と漁師と共に暮らしながら、陸(おか)という枠組みに限ることなく、海上にも人々の生活の歴史があることを見直して、今後の沿岸漁業の新たな暮らしかたを考えます。
この世界には、生きるに値しない生物などはなく、そのことを一番よく知っているのが漁師たちであり、数値に汚れた人間ではなく、地球と自然のなかのヒトの位置を感じて暮らしてきた彼らから、数知れないことを学んだ報告でもあります。