誰でもわかる「物価偽装」教室

風媒社
白井康彦　

• 価格: 1,100円（本体1,000円＋税）
• 発行年月: 2022年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784833111485

内容情報

[BOOKデータベースより]

物価偽装の本質は「政府による詐欺」的行為。生活保護基準引き下げで行われた偽装のからくりをあばく。

物価指数の計算は買い物かごスタイル
３種類の計算方式の原理
３種類の計算方式の変形式
厚労省も後半１年間はラスパイレス式で計算
前半２年間はパーシェ式を使い「計算方式併用」
厚労省の計算表を買い物かごスタイルに変形
生活保護世帯の支出傾向を反映しない計算
テレビやパソコンの生活保護世帯に無縁な事情
統計誤差が大きな欠陥測定システムを選択
「厚労省の計算はロウ指数だからＯＫ」？？？〔ほか〕

[日販商品データベースより]

物価偽装の本質は「政府による詐欺」的行為。生活保護基準引き下げで行われた偽装のからくりをあばく。
厚生労働者は2013年1月に生活扶助基準の改定案を発表し、その内容通りに2013年8月から段階的に基準が改定、大幅な基準切り下げをした。憲法25条が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」のラインが大幅に引き下げられた。詐欺は、詐欺と認識されにくい構造であればあるほど追及されにくい。物価偽装は見事なほどに「詐欺と思われにくい構造」だが、本書を読めばそのからくりが誰でもわかる。