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[BOOKデータベースより]
先例のない異星人の物語を書いたC=I・ドゥフォントネー、惑星間コミュニケーションを試みたシャルル・クロ、目的なき革命/運行を夢想するオーギュスト・ブランキ、火星人の霊魂に憑依された霊媒エレーヌ・スミスとその観察者フルールノワ…。ユートピア文学の残骸とSFの予兆のあいだで引き裂かれた時代において、異星人という“不可能なイメージ”を描いた者たちの夢の軌跡をたどる異色の試み。
序章 SFの前史とそのノイズ
[日販商品データベースより]第1章 絶対と相対のあいだ―一九世紀フランス語圏の異星人表象
第2章 C=I・ドゥフォントネー―“本当らしく”ないが科学的な夢をめぐって
第3章 シャルル・クロ、あるいは翻訳される身体
第4章 星々は夢を見ない―オーギュスト・ブランキと革命的時間錯誤
第5章 火星人にさよなら―エレーヌ・スミスは科学にどのような夢を見せたか
終章 別の夢を見るために
別の夢を見るために
先例のない異星人の物語を書いたC=I・ドゥフォントネー、惑星間コミュニケーションを試みたシャルル・クロ、目的なき革命/運行レヴオリユシオンを夢想するオーギュスト・ブランキ、火星人の霊魂に憑依された霊媒エレーヌ・スミスとその観察者フルールノワ……
ユートピア文学の残骸とSFの予兆のあいだで引き裂かれた時代において、異星人という《不可能なイメージ》を描いた者たちの夢の軌跡をたどる異色の試み。
《「異星人」とは、この宇宙には「人間」が実在するのだと、いわば瀬戸際での大逆転によって科学的に証明しようという、美しくも絶望的な夢の物語だったとするならば、こうした19世紀的な異星人像の最終的な破綻と、それに代わって登場する他者としての異星人表象は、すでに近代というプロジェクトの不可能性を宣告していたともいえる。》(本書「終章」より)