- ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス
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小学館
ミヒャエル・エンデ ヴィーラント・フロイント 木本栄 junaida- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2022年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784092906525
[BOOKデータベースより]
暗黒の中世のとある夜、とつぜん姿を消した少年クニルプス。彼が目指す先は、だれもがおそれる盗賊騎士の城だった―。かしこいオウムと気弱なフトッチョ夫婦、おてんばな姫にため息ばかりの王、あやしげな魔術師、そして財宝好きな竜。風変わりな人形劇のようにそれぞれが交差しあいながら、幕引きの見えない物語は、謎めく糸にあやつられてゆく。
[日販商品データベースより]よみがえる〈ミヒャエル・エンデ〉の世界!
暗黒の中世のとある真夜中。嵐の中を進むあやつり人形劇団の馬車から少年クニルプスが姿を消す。彼が向かった先は、誰もがおそれる大悪党、盗賊騎士ロドリゴ・ラウバインの城だった――。晩年のミヒャエル・エンデがのこしたふたりの物語が、美しい加筆とともにふたたび動き出す。「悪」と「おそれ」、その真の意味を探しもとめる、めくるめくメルヘンの世界。小学高学年から。
【編集担当からのおすすめ情報】
物語には盗賊騎士ロドリゴ・ラウバインや少年クニルプスのほかにも、かしこいオウムや気弱なフトッチョ夫婦、おてんばな姫にため息ばかりつく王、ずる賢い魔術師に財宝好きな竜、高名な宮廷医師に大声でどなる召使いなど、個性的な人物や動物たちが続々と出てきます。それぞれが交差する風変わりな様子は、まるでエンデ自身が愛した演劇のようです。
また、物語に添えられた60点以上の挿絵はjunaidaさんの手によるもの。物語の世界を縁取る、宝物のようなブックデザインにもご注目ください。
エンデの未完原稿に加筆を加えて完成したという本作。正直、ぜんぶエンデだと言われても信じるような完成度で、あっというまに読んでしまいました。Amazonレビューの高さにも納得です。
説明にもあるとおりjunaidaさんの挿絵や装幀が美しくて、それだけでも持っていたいと思わせられます。(トミコさん 30代・東京都 男の子2歳)
【情報提供・絵本ナビ】