大ドイツの夢と流浪の民ロマ族

共存の可能性

北樹出版
船越一幸　

• 価格: 2,090円（本体1,900円＋税）
• 発行年月: 2022年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784779306877

内容情報

[BOOKデータベースより]

中世のキリスト教文化
ドイツの誕生と神聖ローマ帝国
流浪の民ロマ族とさまよえるユダヤ人
ドイツ領邦諸国の権力増大
宗教改革と宗教戦争
プロイセンとオーストリアの興隆
花開くドイツ古典主義文化
フランス革命とドイツへの影響
プロイセンのドイツ統一とオーストリア＝ハンガリー二重帝国
第一次世界大戦の帰結としてのワイマール共和国
ナチス・ドイツ
戦後補償と２１世紀のロマ族差別
現代における異文化共存の問題
現代文明は地球と共存できるのか

[日販商品データベースより]

「ジプシー」と呼ばれ、現代に至るまで様々な迫害を受け続けてきたロマ族。ナチスドイツにより虐殺されたこともあまり語られていない。それはなぜなのか？　
ヨーロッパの歴史を繙きつつ、ロマ族の文化やその文化のためにヨーロッパにおいてどのように遇されてきたのかを丹念に解き明かす。多文化は共存できるのか。歴史を丹念に読み解くことにより、これからの社会のあるべき姿の可能性を探った渾身の書。