- 「文明開化」と江戸の残像
-
一六一五〜一九〇七
明治維新を担った人たち 3
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2022年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784623093038
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[BOOKデータベースより]
近代日本の出発点となった明治維新そして明治国家を、政治・思想、経済・技術、文化・教育から総合的に捉え直すシリーズ全三巻。第三巻では、直線的な「文明開化」ではなく、さまざまな「文明開化」と「江戸の残像」が描かれる。武士のエトス、病院、新聞等のメディア、辞書、「北海道」、公園、華族制度、「御用絵師」をテーマにして、それらがどのように変化したのか、あるいは変化しなかったものは何であるか、「明治維新」とは我々の歴史の上で、どのような社会変革だったのか、それらを考えるきっかけになれば幸いである。
「文明開化」の背景にある「江戸文化」
[日販商品データベースより]第1部 維新の力―そのハードとソフト(徳川政権、武と文の相克―ペリー来航から明治維新への道;幕末維新期における軍陣病院の役割―赤川玄檪・奇兵隊・ウィリスに注目して)
第2部 学問と知識の力―横と縦の連携と家業承継(維新前夜の海外情報と、幕府・洋学者の緊張関係―鷹見泉石・箕作阮甫・柳河春三・福沢諭吉を例に;大槻文彦と『言海』編纂―新資料「言海跋」と「〓とばのうみ の おくがき」を通して)
第3部 空間力、その把握と創造(幕末維新の変動と日本地理像―松浦武四郎の北海道改号問題を中心に;芝公園となった増上寺―太政官布達公園と社寺境内)
第4部 華族と家族―婚姻制度と実態、パーソナルな芸術的営為(明治期、華族階級の婚姻・審査実態―宮内庁宮内公文書館所蔵「華族身分録」「華族諸願録」からみた;明治期の杉谷雪樵―熊本藩細川家お抱え絵師のゆくえ)
近代日本の出発点となった明治維新そして明治国家を、政治・思想、経済・技術、文化・教育から総合的に捉え直すシリーズ全三巻。第三巻では、直線的な「文明開化」ではなく、さまざまな「文明開化」と「江戸の残像」が描かれる。武士のエトス、病院、新聞等のメディア、辞書、「北海道」、公園、華族制度、「御用絵師」をテーマにして、それらがどのように変化したのか、あるいは変化しなかったものは何であるか、「明治維新」とは我々の歴史の上で、どのような社会変革だったのか、それらを考えるきっかけになれば幸いである。