- 我感ずる、ゆえに我あり
-
内受容感覚の神経解剖学
青灯社(新宿区)
アーサー・デウィット・クレイグ 花本知子 大平英樹- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2022年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784862281227
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[BOOKデータベースより]
第1章 内受容感覚とは何か
[日販商品データベースより]第2章 体内感覚を感情と見なしてみる―脊髄後角第1層の投射マップから得られる知見を神経科学の教科書に付け加える
第3章 内受容感覚ルートの起源―恒常性維持に寄与する感覚線維と、内受容感覚にかかわる脊髄後角
第4章 内受容感覚と恒常性維持―脳幹の心肺機能領域に集まる第1層ニューロンの投射終点
第5章 島皮質につながる内受容感覚ルート―霊長類における、第1層脊髄視床ニューロンから、視床および大脳皮質に届く入力
第6章 体内感覚は島皮質で生起する―内受容感覚が統合されることで「生きている」実感が生まれる
第7章 思考、時間、自分自身に関わる感覚―自覚は島皮質前部で立ち上がる
第8章 脳の左右両側の感覚と感情―左右非対称の前脳部
第9章 感覚をめぐるさらなる二、三の思索―段階的感性とイヌの尻尾振り
卓越した脳科学者が、時間の知覚、快ー不快などの神経基盤を解明。
感覚中心の新しい人間像を提唱する、待望の書!
・「内受容感覚」とは?
内臓から皮膚まで、あらゆる体の感覚が、前脳部につながる経路を通って伝わる機能。
意思決定と行動を導く人間の「感情」。その鍵は「内受容感覚信号」と、「内受容感覚自覚」にあり。
・デカルトの『我思う、ゆえに我あり』はもはや正しくない!?
認知・言語能力以前に、感覚こそがリアルな「自己」の理解に繋がることを本書は明らかにする。
「本書は卓越した研究者が、自らの長年の研究成果に基づき、大胆で精緻な思考によって新たな人間像を提唱したものであり、今後長きにわたって読まれる価値があるものだと確信する」(大平英樹「監修者解説」より)