[BOOKデータベースより]
画家の女性と彼女がかつて共に暮らした男性との愛憎を互いの心情描写で綴る表題作「夢の家」、家族を喪った一人暮らしの中年女性と彼女が関わる整体院を中心に、彼女を取り巻く人間模様を描く「シェード」、妻に先立たれた夫が、死の気配を感じながら、過去と現在への想念の中で送る日々を淡々と綴った「旅装」、そして、女子高生たちの日常のやりとりをいきいきと描いた「物置に蝶が来ている」、その他2編を加えた全6編を収録。
[日販商品データベースより]遠ざかってゆく者と残される者。魚住文学はその間に横たわる暗がりへと読者を誘い込む。他のどこにもない小説が、そこに映し出されている。
ーー小川 洋子
2021年8月に急逝した作家、魚住陽子が遺した作品から、6編を収録。静謐でありながら、自らの感情に向き合う強さを感じさせる珠玉の短編集。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 海とジイ
-
価格:638円(本体580円+税)
【2022年09月発売】
- きのうのオレンジ
-
価格:803円(本体730円+税)
【2023年08月発売】
- 森にあかりが灯るとき
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年10月発売】