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[BOOKデータベースより]
第1章 出生から大学卒業まで(父と母のこと;出生から幼稚園入園前まで―渚に近い一戸建て時代;幼稚園から十歳まで―町場の借家時代 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 臨床精神科医時代(研修医時代;臨床医時代;精神医療の進歩と現状について)
第3章 番外編(父のこと;母のこと;両親の死後の話 ほか)
精神病と対峙しながら精神科医として生きたひとりの医師の半生記
私は双極性障害と統合失調症の合併型、統合失調感情障害であろうと思っている。
波乱万丈の人生をこの年までよく生きてきたという思いは強く、もう十分だろうと考えてもいる。
精神の変調の兆しが出始めたのは、高校3年生のころ。
医学生時代の前半から、はっきりとした精神病症状が出現し出し、苦しみが始まった。
精神科医を志したのはその後まもなくことである。
この本が、精神障害に苦しんでいる人の何がしかの励ましになれば。
また、何より精神病症状というものが病者本人にとってどういうものなのか、その一端でも健康な人に知っていただきたい。
そしてそれが、精神障害者や精神医療について正しく理解してもらう一助になることを願う。