- 小さな家の思想 方丈記を建築で読み解く
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文春新書 1281
文藝春秋
長尾重武
- 価格
- 1,045円(本体950円+税)
- 発行年月
- 2022年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784166612819

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[BOOKデータベースより]
たび重なる災害、突然の失踪…そんな「世の無常」を描いた古典『方丈記』は「終の棲家」としての方丈庵を作るまでの「家」の物語でもあった。鴨長明が家にこめた想いをたどりつつ、自分にとって本当に必要なものだけで形づくる「小さな家」の可能性を探る。
第1章 「人と栖」の無常―『方丈記』のあらまし
[日販商品データベースより]第2章 鴨長明の生涯
第3章 方丈庵に持ち込まれたモノ
第4章 方丈庵ができるまで―プロトタイプと完成形
第5章 再生の地、日野山
第6章 『方丈記』のルーツ
第7章 方丈庵を継ぐもの―数寄の思想
第8章 江戸期の小さな家―芭蕉・良寛・北斎
第9章 ソローの「森の家」
第10章 現代の「小さな家」
人生の締めくくりを過ごすなら、どんな家がいいですか? 古典が教える「自分にとって必要最小限の、居心地のいい家での暮らし」のヒント。
「ゆく河の流れは絶えずして――」で始まる、有名な古典、『方丈記」。実はここに登場する鴨長明の庵「方丈庵」は長明が自ら設計した「最期を過ごすための家」だった。そこに持ち込まれたのは音楽、和歌、そして信仰のためのわずかなモノたちと自然との語らい、親しい人たちとの交友。ミニマリズムの大先達、鴨長明に学ぶ「小さな家」という生き方。