- 現代美術史における前衛書のリポジショニング
-
墨人会とその同時代表現をめぐって
思文閣出版
宮津大輔
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784784220212

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[BOOKデータベースより]
本書のねらいと「書」の定義
[日販商品データベースより]第1部 「前衛書」の誕生と発展(「前衛書」の誕生、そして墨人会結成へ;墨人会による「前衛書」の技法と思想的背景―井上有一、森田子龍、江口草玄を中心に)
第2部 「前衛書」が有する同時代性―墨人会と同時代表現における共通点と差異をめぐって(抽象表現主義―「前衛書」と同時代表現 その一;アンフォルメル―「前衛書」と同時代表現 その二;具体およびその他のムーブメント―「前衛書」と同時代表現 その三)
第3部 「前衛書」のリポジショニングとその未来(総括―「前衛書」のリポジショニング)
「前衛書」から、「書」の未来へ
「前衛書」を、いかにとらえ直すべきか?
第二次世界大戦によって既存の価値観が覆される中で、世界の美術は「熱き抽象」へと向かう。
本書は、井上有一、江口草玄、森田子龍らの墨人会メンバーが、純粋な造形的原理と文字が有する意味表象が止揚する「美術としての『前衛書』」に至る道筋を、背景となる思想や社会状況から明らかにする。
さらには「書」と「美術」が東西の二項対立を越え、相互に影響を与えあった状況を抽象表現主義、アンフォルメル、具体美術協会などとの比較から論じることで、美術史における「前衛書」のリポジショニングを図るものである。