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[BOOKデータベースより]
一九一一年の清朝崩壊からの約半世紀、中国大陸は中心のない空白時期で政治・経済・文化ともに無秩序の混乱が続いた。そうした中でも、美術家や団体は、海外や美術界の「外」との交流や接触により、新しい藝術思潮や動向に強い関心を寄せて美術活動を展開した。そこには多様で豊かな美術・文化が息づいていた。とりわけ辺境的な位置にあった日本との交流は、近代中国美術史の展開に多大な影響を与えている。中国の画家は日本の美術界とどのように関わり、独自の作品世界を形成していったのか。中国美術史の記述は日本からどのような影響を受けたのか。また、美術品はどこでどのように収蔵されてきたのか。美術作品をめぐる人的ネットワーク、海を越えて伝えられたコレクションの変遷にも着目し、多角的な視点から近代中国美術の実像に迫る。
1 美術をめぐって、美術を超えて(「西潮藝展」開催の経緯―「斎藤佳三資料」を手がかりに;上海租界のフランス語新聞にみる近代中国美術―林風眠と杭州国立藝術院を中心に;一九三〇年代の北平画壇のグリンプス;長尾雨山の近代日中美術交流における貢献;魯迅とケーテ・コルヴィッツ―日本プロレタリア美術運動との関わりを中心に;太平洋の対岸へ発信された「辺区像」―中国共産党の海外宣伝事業に使われた「延安木版画」を解析する;戯劇改良運動初期の石版戯曲年画「二十四紀新茶花」について;京劇俳優梅蘭芳と日本美術界の交流について)
[日販商品データベースより]2 日本に行く画家、中国に行く画家(徐悲鴻と文展作品―そこから得たもの;広東から来た前衛画家―一九三〇年代の東京における李仲生の画業について;朝鮮近現代美術史を歩んだ洋画家・鄭温女―ある女子美術専門学校卒業生の生涯)
3 中国美術品の収蔵、中国美術史の記述(チェコのコレクターと近代中国絵画;近代書画碑帖収蔵史について;廉泉「小萬柳堂書画コレクション」の初来日再考―『南湖東遊日記』を主な手掛かりに;外国人宣教師の目線でつくられた土山湾孤児院の黄楊人形―天理参考館所蔵資料を例にして;書を編み込んだ中国美術通史)
1911年の清朝崩壊からの約半世紀、中国大陸は中心のない空白時期で政治・経済・文化ともに無秩序の混乱が続いた。
そうした中でも、美術家や団体は、海外や美術界の「外」との交流や接触により、新しい藝術思潮や動向に強い関心を寄せて美術活動を展開した。そこには多様で豊かな美術・文化が息づいていた。
とりわけ辺境的な位置にあった日本との交流は、近代中国美術史の展開に多大な影響を与えている。
中国の画家は日本の美術界とどのように関わり、独自の作品世界を形成していったのか。
中国美術史の記述は日本からどのような影響を受けたのか。また、美術品はどこでどのように収蔵されてきたのか。
美術作品をめぐる人的ネットワーク、海を越えて伝えられたコレクションの変遷にも着目し、多角的な視点から近代中国美術の実像に迫る。
アジア遊学146号『民国期美術へのまなざし』、アジア遊学168号『近代中国美術の胎動』に続き、この混沌たる「辺界」の美術、周縁で躍動する藝術家たちのすがたを輝く遺産として更に発掘する。