[BOOKデータベースより]
政治は誰のためにするものか。律令制に尽力した藤原不比等、政権に叛旗を翻した藤原広嗣、天然痘に苦しむ人民を見過ごした聖武天皇―皇族・貴族など支配者層にとって、国家・社会・民衆はどう映っていたのか。為政者たちの視点からこぼれ落ちた事実をすくいあげ、歴史を再評価する。
1 国家・施策(近江大津宮の遷都理由と選地;日本書紀編纂の材料と経緯;疫病の流行―律令国家の天然痘への対処法 ほか)
2 氏族・人物(神武東征譚成立の理由をさぐる;葛城一族滅亡のシナリオ;物部氏の神話と職掌 ほか)
3 社会・慣習など(コトバを創り、話したように記す―古代びとの挑戦;日本古代の高齢者;牛と古代びと ほか)
政治は誰のためにするものか。
律令制定に尽力した藤原不比等、政権に叛旗を翻した藤原広嗣、天然痘に苦しむ人民を見過ごした聖武天皇−−皇族・貴族など支配者層の目に、国家・社会・民衆はどう映っていたのか。?為政者たちの視点からこぼれ落ちた事実をすくいあげ、歴史を再評価する。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。