- 小説の読み方
-
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2022年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569902197
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[BOOKデータベースより]
ちょっとした着眼点の違いで、小説はもっと面白くなる!本書は、『蹴りたい背中』『ゴールデンスランバー』など、現代の純文学やミステリー、古典などを題材に、作品をより深く楽しく味わうコツを、人気小説家がわかりやすく解説。小説を読んだ後、SNSで、作品の感想を書いたり、意見交換ができるようになる1冊です。文庫版では自著『本心』と『罪と罰』の解説を特別収録!PHP新書版を加筆・修正し再編集。
第1部 基礎編 小説を読むための準備(世の中のことを「小さく説く」もの!?;小説を「四つの質問」から考えてみる;小説が持っている時間の“矢印”;「知りたい」という欲求と“主語”+“述語”;“究極の述語”への長い旅;“大きな矢印”は無数の“小さな矢印”の積み重ね;“主語”になる登場人物;話の展開が早い小説、遅い小説;述語に取り込まれる主語;期待と裏切り;事前の組み立てと即興性;愛し方に役立てる)
[日販商品データベースより]第2部 実践編 どこを見て、何を語るか(ポール・オースター『幽霊たち』;綿矢りさ『蹴りたい背中』;ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』;高橋源一郎『日本文学盛衰史―本当はもっと怖い「半日」』;古井由吉『辻―「半日の花」』;伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』;瀬戸内寂聴『髪―「幻」』;イアン・マキューアン『アムステルダム』;美嘉『恋空』;フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』;平野啓一郎『本心』)
あの作品も、こう読めばもっと感動できる!
本書は、現代の純文学からミステリーまでの11作品を題材に、物語をより深く楽しく味わうコツを、人気小説家がわかりやすく解説。小説を読んだ後、SNSで、作品の感想を書いたり、意見交換ができるようになる1冊です。
「冒頭で、私は、動物行動学者のティンバーゲンによる『四つの質問』を紹介している。これは、文学に限らず、映画にも美術にも通用する問いであり、何かを鑑賞したあと、人とそれについて話をしたり、自分で感想を書いたりする際には有効な着眼点となるだろう」(本書「文庫版によせて」より抜粋)
●ポール・オースター『幽霊たち』
●綿矢りさ『蹴りたい背中』
●ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』
●高橋源一郎『日本文学盛衰史――本当はもっと怖い「半日」』
●古井由吉『辻――「半日の花」』
●伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』
●瀬戸内寂聴『髪――「幻」』
●イアン・マキューアン『アムステルダム』
●美嘉『恋空』
●フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』
●平野啓一郎『本心』
PHP新書版に、『罪と罰』『本心』の解説を新規追加し、再編集。