[BOOKデータベースより]
「た」からはじまる命のいとなみ。たがやす、たねまく、たくましくそだつ。たすけあう、たたえあう、そしてたのしむ!古来より稲作を中心とした農耕によって命をつないできた日本人。連綿と続く営みとその精神を、命の芸術家・田島征三が力強く描く。
[日販商品データベースより]たがやす、たねまく、たくましくそだつ。たすけあう、たたえあう、そしてたのしむ! 古来より稲作を中心とした農耕によって命をつないできた日本人。連綿と続く営みとその精神を、命の芸術家・田島征三が力強く描く。「た」というキーワードから広がる、日本語の豊かなニュアンスを堪能できる絵本です。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ことばをおぼえる うたえほん
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年05月発売】
- とべバッタ
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【1988年07月発売】
- はたけのカーニバル
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2002年04月発売】
- やぎのしずかのしんみりしたいちにち
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2015年05月発売】
- おじぞうさん
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2012年03月発売】
ひらがな一文字『た』というシンプルなタイトルからは想像もつかない、ダイナミックな絵本。たがやす、たねまく、たちまちめがでる、たくましくそだつ。個人的にはどちらかというと「ーした」「だった」と語尾にあるイメージの「た」が、田島征三さんのこの絵本には「た」から始まる勢いのある言葉ばかり。「た」はこんなにも力強い言葉なのかと心を揺さぶられます。たわわに実り、虫とたたかい、たいへん。だけど、たすけあう、たたえる。そしてたのしむ!!稲作を中心とした農耕によって、命をつなぎ、家族を養い、蓄えて、人間社会のつながりを形成してきた日本人。「た」というキーワードから広がるイメージ、豊かな日本語のニュアンスを感じられます。1960ー70年代頃から『しばてん』『ふきまんぶく』(偕成社)などを始め、一貫して、自らの身体が感じる“命の芸術”に正直に絵本を制作してきた田島征三さん。今なお力強い新作を発表されています。国内外で多数の絵本賞を受賞され、日本を代表する絵本作家の1人、田島征三さんならではの世界を、一度手にとって味わってくださいね。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
この本を読ませて頂いて、感動しました。これは言葉がダイヤモンドのように光っているからです。私はこの本のタイトルを見た時、まったく意味がわかりませんでした。けれども、「た」から始まる言葉がいっぱいあることを知って、面白いと思いました。これらの言葉は深い味わいとともに、ひじょうにパワーを与えてくれました。最高の本だと思います。(水口栄一さん 60代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】