[BOOKデータベースより]
「た」からはじまる命のいとなみ。たがやす、たねまく、たくましくそだつ。たすけあう、たたえあう、そしてたのしむ!古来より稲作を中心とした農耕によって命をつないできた日本人。連綿と続く営みとその精神を、命の芸術家・田島征三が力強く描く。
[日販商品データベースより]たがやす、たねまく、たくましくそだつ。たすけあう、たたえあう、そしてたのしむ! 古来より稲作を中心とした農耕によって命をつないできた日本人。連綿と続く営みとその精神を、命の芸術家・田島征三が力強く描く。「た」という平仮名1文字から広がっていく、日本語の豊かなニュアンスを堪能できる絵本です。
【出版社コメント】日本の伝統的な稲作文化とその季節による移り変わりを「た」というキーワードで描いた作品です。「たがやす」「たわわにみのる」「たくわえる」など生産としての側面はもちろん、「たすけあう」「たてまつる」「たたえあう」など、社会的な営為としての農業の姿も描くことで、日本人の精神性や食文化の原点を見つめ直すような1冊になっています。幼児が言葉を学ぶ絵本として、また小学生以上のお子さんにとっては、クイズ形式で読みながら盛り上がれ読み聞かせ絵本としてもお楽しみいただくことができます。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ことばをおぼえる うたえほん
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年05月発売】
- とべバッタ
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【1988年07月発売】
- はたけのカーニバル
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2002年04月発売】
- やまからにげてきた・ゴミをぽいぽい
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【1993年02月発売】
- やぎのしずかのしんみりしたいちにち
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2015年05月発売】
ひらがな一文字『た』というシンプルなタイトルからは想像もつかない、ダイナミックな絵本。たがやす、たねまく、たちまちめがでる、たくましくそだつ。個人的にはどちらかというと「ーした」「だった」と語尾にあるイメージの「た」が、田島征三さんのこの絵本には「た」から始まる勢いのある言葉ばかり。「た」はこんなにも力強い言葉なのかと心を揺さぶられます。たわわに実り、虫とたたかい、たいへん。だけど、たすけあう、たたえる。そしてたのしむ!!稲作を中心とした農耕によって、命をつなぎ、家族を養い、蓄えて、人間社会のつながりを形成してきた日本人。「た」というキーワードから広がるイメージ、豊かな日本語のニュアンスを感じられます。1960ー70年代頃から『しばてん』『ふきまんぶく』(偕成社)などを始め、一貫して、自らの身体が感じる“命の芸術”に正直に絵本を制作してきた田島征三さん。今なお力強い新作を発表されています。国内外で多数の絵本賞を受賞され、日本を代表する絵本作家の1人、田島征三さんならではの世界を、一度手にとって味わってくださいね。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
この絵本の迫力は
高学年でも中学生、高校生でも多く感じることがあるのではないかな。
そして、なによりも田島さんが伝えたいことは、
おこめづくりが害虫などとたたかい、皆でたすけあって
ようやく収穫にいたること、
だから余計に人は収穫をたたえあい、よろこび、たのしむ。
そういう歓喜こそが、いきるという力を生み出しているということだと思います。(夏の雨さん 60代・埼玉県 )
【情報提供・絵本ナビ】