- 宮廷女性の戦国史
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2022年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784634152052
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[BOOKデータベースより]
「皇后不在」の時代に躍動した、知られざる後宮女房と皇女の世界。武家政権との折衝、公家間の仲裁、天皇家の家政、そして世継ぎの出産―歴史から見落とされていた彼女たちの役割と一生を明らかにする。
プロローグ―「皇后不在」を支えた後宮女房たち
[日販商品データベースより]第1章 戦国期の天皇家を支えた女性たち(「皇后不在」の天皇家;歴史のなかの後宮女房たちの素顔 ほか)
第2章 武家政権とのあいだを取り次ぐ女房たち(足利将軍・三好氏―新たな武家権力者の登場;織田信長―後宮女房たちの多彩な活躍 ほか)
第3章 戦国期の後宮女房のはたらきと収入(朝廷内部での具体的な仕事;天皇家の家政に関わる具体的な仕事 ほか)
第4章 後宮女房の一生とさまざまな人生(女房として後宮に出仕するまで;女房が身につける教養と心得 ほか)
第5章 その多くが出家した、皇女たちの行方(出家・入室にはルールがあった;比丘尼御所での皇女たちの日常生活 ほか)
エピローグ―「政治実務を担う官僚」としての後宮女房
史料上の制約からほとんどわかっていなかった戦国期の女性たち。本書では、朝廷内の女性、天皇の娘である皇女と、天皇を支えた後宮の女房たちの知られざる姿を解明する。時に天皇家と様々な権門とを取り結ぶ役目を負った皇女たち、そして「皇后不在の時代」にあって天皇の世継ぎを産む役割を担うだけでなく、天皇家の家政、足利将軍、織田信長、豊臣秀吉といった武家権力者との対外交渉、訴訟の仲介、祭祀の取りしきりなど、多方面で躍動する彼女たちの実像を明らかにする。