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新たな戦勝国と敗戦国が決まる
徳間書店 渡邉哲也
「前例のない制裁」が招く新興国の連続破綻。小麦・石油・天然ガス…輸出大国との分断でインフレが加速。「資源賓国」日本は生き残ることができるのか。
第1章 貧しい国が豊かになって戦争が起きた(貧困国の「豊かさ」が争いを生む;食を奪い合う闘争 ほか)第2章 最終兵器は「ドル」と「SWIFT」(容疑者になる大統領;国際司法機関の限界 ほか)第3章 冷戦復活「鉄のカーテン」が降りた(アメリカの制裁を理解する2つのキー;「SDN」とセカンダリーボイコット ほか)第4章 高市早苗政調会長が明らかにした「日本の課題」(国際社会と日本の課題;日本の最重要課題 ほか)第5章 資源貧困「日本」どうすれば生き残れるのか(ゼレンスキー国会演説の深意;「新国際連盟」構想 ほか)
「グローバリズム」から「デカップリズム」へ世界は変わる。日本はどうなるのか――ロシアによる「ウクライナ侵攻」は停戦や終戦によって終わる問題ではない。「鉄のカーテン」の遮断で「東西冷戦」が復活したからだ。本書が扱ったのはウクライナをきっかけにした「終わらない問題」だ。資源貧国「日本」の経済の行方は、日本人の生活はどうなるかが中心になる。問題が持続する好例が「国連安全保障体制」の崩壊だ。安全保障理事会の常任国であるロシアが侵略行為によって「力での現状変更」を行ったばかりか、侵略行為を行ったのだ。国連による安全保障機構は、まったく意味を持たなくなったということになる。さらに決定的な終焉を迎えたのが「グローバリズム」だ。本来であれば中国がグローバリズム崩壊の主役だったはずだが、中国の盟友・ロシアの蛮行によって誰でもわかる形で可視化し、時計の針を一気に推し進めることになったのである。久しく死語になっていた「西側」という言葉が、メディア内で普通に使われ始めたのは、その取りあえずの根拠といえるだろう。「グローバリズムの終焉」を、ウクライナ侵攻を整理することでロジカルに説明する。ロシアとG7、EUは地政学・地経学的にデカップリング(分断)。ロシアは国際経済から排除されることになった。資源・エネルギーや食料の輸出大国であるロシアとの分断は、資源・エネルギーを持たず、食糧自給率の低い国に深刻な経済ダメージを与えることになった。その典型例が日本だ。すでに鮭やウニは高騰し、小麦粉の価格も上昇傾向にある。だが問題はそうした個別の食材価格の上昇ではない。皆さんの生活が脅かされようとしているからだ。ウクライナ戦争は軍事面という狭い局面で「戦勝国・敗戦国」を分割しない。戦中、戦後に経済を潤わせることができる「戦勝国」になれるのか、疲弊する「敗戦国」になるのかどうかをスクリーニングしているのだ。乗り遅れれば日本に待つのは亡国の道だけだ。そうならないために何を考え、実行しなければならないのか――それが本書のテーマである。第1章 貧しい国が豊かになって戦争が起きた第2章 最終兵器は「ドル」と「SWIFT」第3章 冷戦復活「鉄のカーテン」が降りた第4章 高市早苗政調会長が明らかにした「日本の課題」第5章 資源貧国「日本」 どうすれば生き残れるのか
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又吉直樹
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【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
「前例のない制裁」が招く新興国の連続破綻。小麦・石油・天然ガス…輸出大国との分断でインフレが加速。「資源賓国」日本は生き残ることができるのか。
第1章 貧しい国が豊かになって戦争が起きた(貧困国の「豊かさ」が争いを生む;食を奪い合う闘争 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 最終兵器は「ドル」と「SWIFT」(容疑者になる大統領;国際司法機関の限界 ほか)
第3章 冷戦復活「鉄のカーテン」が降りた(アメリカの制裁を理解する2つのキー;「SDN」とセカンダリーボイコット ほか)
第4章 高市早苗政調会長が明らかにした「日本の課題」(国際社会と日本の課題;日本の最重要課題 ほか)
第5章 資源貧困「日本」どうすれば生き残れるのか(ゼレンスキー国会演説の深意;「新国際連盟」構想 ほか)
「グローバリズム」から「デカップリズム」へ世界は変わる。日本はどうなるのか――
ロシアによる「ウクライナ侵攻」は停戦や終戦によって終わる問題ではない。
「鉄のカーテン」の遮断で「東西冷戦」が復活したからだ。
本書が扱ったのはウクライナをきっかけにした「終わらない問題」だ。
資源貧国「日本」の経済の行方は、日本人の生活はどうなるかが中心になる。
問題が持続する好例が「国連安全保障体制」の崩壊だ。
安全保障理事会の常任国であるロシアが侵略行為によって「力での現状変更」を行ったばかりか、侵略行為を行ったのだ。
国連による安全保障機構は、まったく意味を持たなくなったということになる。
さらに決定的な終焉を迎えたのが「グローバリズム」だ。
本来であれば中国がグローバリズム崩壊の主役だったはずだが、中国の盟友・ロシアの蛮行によって誰でもわかる形で可視化し、時計の針を一気に推し進めることになったのである。
久しく死語になっていた「西側」という言葉が、メディア内で普通に使われ始めたのは、その取りあえずの根拠といえるだろう。
「グローバリズムの終焉」を、ウクライナ侵攻を整理することでロジカルに説明する。
ロシアとG7、EUは地政学・地経学的にデカップリング(分断)。ロシアは国際経済から排除されることになった。資源・エネルギーや食料の輸出大国であるロシアとの分断は、資源・エネルギーを持たず、食糧自給率の低い国に深刻な経済ダメージを与えることになった。
その典型例が日本だ。
すでに鮭やウニは高騰し、小麦粉の価格も上昇傾向にある。だが問題はそうした個別の食材価格の上昇ではない。皆さんの生活が脅かされようとしているからだ。
ウクライナ戦争は軍事面という狭い局面で「戦勝国・敗戦国」を分割しない。戦中、戦後に経済を潤わせることができる「戦勝国」になれるのか、疲弊する「敗戦国」になるのかどうかをスクリーニングしているのだ。
乗り遅れれば日本に待つのは亡国の道だけだ。
そうならないために何を考え、実行しなければならないのか――それが本書のテーマである。
第1章 貧しい国が豊かになって戦争が起きた
第2章 最終兵器は「ドル」と「SWIFT」
第3章 冷戦復活「鉄のカーテン」が降りた
第4章 高市早苗政調会長が明らかにした「日本の課題」
第5章 資源貧国「日本」 どうすれば生き残れるのか