- 人間
-
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2022年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784048974202
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 夢幻王国
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2023年06月発売】
- 幻庵 中
-
価格:726円(本体660円+税)
【2020年08月発売】
- 倭寇 わが天地は外海にあり
-
価格:1,045円(本体950円+税)
【2024年02月発売】
[BOOKデータベースより]
38歳の誕生日に届いた1通のメールが痛恨の記憶を呼び起こす。漫画家を目指し上京した永山が住んだのは、美術系の学生が集う共同住宅「ハウス」。住人達との生活の中である騒動が起こりすべてが打ち砕かれる―。何者かになろうとあがいた歳月の果てに永山が見た景色とは?自意識にもがき苦しみながらそれでも生きていく「人間」を描いた又吉直樹の初長編小説が、単行本では描かれなかったエピソードを加筆し、待望の文庫化。
[日販商品データベースより]38歳の誕生日に一通のメールが届いた。
呼び起こされる痛恨の記憶と目前に立ち上がるあの日々の続き。
漫画家を目指し上京した永山が住んだ、美術系の学生が集う共同住宅・通称「ハウス」。
飯島、田村、仲野、めぐみ、奥……住人達との生活の中で降って湧いた希望と、
すべてを打ち砕いたある騒動。そして「おまえは絶対になにも成し遂げられない」という仲野の予言。
神様はなんで才能に見合った夢しか持てへんように設定してくれんかったんやろ。
それかゴミみたいな扱い受けても傷つかん精神力をくれたらよかったのに。
何者かになろうとあがいた青春と何者にもなれなかった現在、
上京以降20年の歳月を経て永山が辿り着いた境地は? そして「人間」とは?
又吉直樹の初長編小説に、単行本では描かれなかった新たなエピソードを加えて待望の文庫化!