- ベートーヴェン症候群
-
音楽を自伝として聴く
春秋社(千代田区)
マーク・エヴァン・ボンズ 堀朋平 西田紘子- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2022年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784393932223
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[BOOKデータベースより]
なぜわれわれは芸術表現に作り手の人生を読み取ろうとするのか。あらゆる音楽の「聴き方」に深く浸透している「症候群」の正体をときあかす。主観と客観―表現と聴取のパラダイムがせめぎあう歴史を俯瞰した刺激的考証。
序 器楽による自己
[日販商品データベースより]第1部 客観的表現のパラダイム 1770〜1830年(修辞学の枠組み;主観的表現の受容へ;作品のうちに作曲家を聴く)
第2部 主観的表現のパラダイム 1830〜1920年(解釈学の枠組み;一人称のベートーヴェン;アフター・ベートーヴェン)
第3部 共存する二つのパラダイム 1920年以降(客観性の回帰;今もつづく主観性)
結び 彗星を追って
ベートーヴェンの交響曲に彼の「人生の苦悩」を、モーツァルトのソナタに「母を喪った悲しみ」を――病的なまでに音楽に作曲家の自己のほとばしりを聴こうとする「ベートーヴェン症候群」。過去200年にわたって「聴取」に大きな影響を及ぼしてきたこの「病」の実態を解き明かす。
原著タイトル
The Beethoven Syndrome
Hearing Music as Autobiography