[BOOKデータベースより]
とあるくらしよいまちに、とある一家がくらしていました。おとうさんにおかあさん、おにいさんにおとうと、いもうと。まもなく、だれかのなにかのおいわいの日です。「たいせつな日は、こうやってしっかりおぼえておかなくてはね」おいわいといったら…パーティーをひらきましょう!
[日販商品データベースより]とある一家は、家族全員、揃いも揃ってうろおぼえ。まもなく誰かの何かのお祝いの日なのですが、いざパーティーを開こうとすると、誰の何のお祝いだったか?…やっぱりうろおぼえ。けれどお祝いしたい気持ちは本物なのです…。
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おとうさん、おかあさん、おにいさん、おとうと、いもうと。「うろおぼえ一家」の特徴は全員同じ。それは「うろおぼえ気質」だということ。そう、何もかもがうろおぼえ、もう見ていられないくらい! でも不思議と楽しい気持ちになってくるのです。前作『うろおぼえ一家のおかいもの』を読んだことある方ならわかりますよね。さて、今回はそんなうろおぼえ一家がパーティを開くことになりました。誰かのなにかをお祝いする大切な日です。ええーっ、そこも忘れちゃうの?けれどもとにかく支度をはじめていると、次から次へとお客さんが訪れます。ねこの親子は歯が抜けたと報告に、100ぽぴったりで家に着いたといういぬに、拾ったタネから芽が出た!と2ひきのはりねずみも。なんだかみんなおめでたい。そこに、大変な姿で帰ってきたのは……?結局うろおぼえのまま開かれるパーティー。「おめでとう!」あちらこちらに気になる答えの片りんは転がっているのだけれど、思い出せないのだから仕方がない。お祝いしたい気持ちは本物ですからね。ありえないけれど、一緒にいたくなる。愛すべき一家のお話です。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
前作のうろおぼえいっかのおかいものは、ハラハラで何度もおぉーい!とツッコみたくなる、でもなんだか愛おしいお話でしたが、こちらはさらに愛らしさが詰まっていて。なにをお祝いするのか忘れちゃった一家、最後まで思い出せずに終わりますがあちこちにヒントが隠れていて、なぜ気づかないのか楽しくヤキモキしました。
でもささやかなみんなの幸せをお祝いしようとするその姿勢が素敵で、最後までほっこりした気持ちになりました。(じゃすさん 30代・埼玉県 女の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】