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- 沖縄50年の憂鬱
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新検証・対米返還交渉
光文社新書 1195
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2022年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334046033
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価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2017年02月発売】
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光文社新書 1195
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[BOOKデータベースより]
二〇二二年五月は沖縄が日本に返還されて五十年になる。共同通信社の記者時代から沖縄の取材を続けてきた著者は、退社した二〇一九年七月以降、ここ数年に相次いで解禁された日米の機密文書を渉猟し、これまでの返還交渉についての世間の常識や通説と大きく食い違う証言や事実に数多く遭遇してきた。そして、この返還交渉こそが、いま私たちが暮らすこの国の在り様や政治の姿、あるいは日米関係の原点であることに気づく。本書では、研究者の意見も交え、返還交渉の歴史を新しく検証。当時の交渉は、日本にとって帳尻の合うものだったのか―。「五十年目の収支決算」を通して、この国の姿を見直す。
第1章 復帰の背景(佐藤栄作はなぜ「早期」返還にこだわったのか;世論は何を求めていたのか ほか)
第2章 交渉の経緯(米国はどのような戦略で交渉に臨んだのか;佐藤はなぜ「核抜き本土並み」を目標としたのか ほか)
第3章 合意の舞台裏(日本を翻弄した米側の手口とは;密使外交は有効だったのか ほか)
第4章 密約の実態(核密約はそれほど重大事だったのか;財政密約とは何だったのか)
第5章 半世紀の検証(なぜ「基地縮小」論は葬られたのか;本土の基地はなぜ減少したのか ほか)