- 娼婦の本棚
-
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2022年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784121507617
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[BOOKデータベースより]
キャバクラやアダルトビデオなど、夜に深く迷い込んで生きていた頃、闇に落ちきることなく、この世界に繋ぎ止めてくれたものがあったとしたらそれは、付箋を貼った本に刻まれた言葉だった―。母親が読んでくれた絵本の記憶から始まり、多感な中高生の頃に出会った本、大学生からオトナになる頃に手に取った本など、自らを形作った20冊について綴る読書エッセイ。
はじめに 時に夜があまりに暗く、字を照らす光がなくても
[日販商品データベースより]第1章 女は無意味に旅に出る
第2章 セックスなんかで分かるもの
第3章 女ではない奇怪な生き物
第4章 信じられる神がいなくとも
第5章 言葉を身体に貼り付けて
第6章 荒唐無稽な夜を生き抜く
おわりに それでも「絶望的に期待する」
「この本は、これから身体を売ったり、嘘をついたり、悪い人に出会ったりするかもしれない、まさにアドレッセンスというものの中を突き進んでいく若いオンナノコたちに向けて書きました。私が私の青春を生き抜くために貪った本の中から、特に印象的なものを選び、私が付箋を貼っていたような痺れる一文をなるべくたくさん紹介しています。母がさりげなくそうしてくれたように、若さを持て余した誰かの本棚に忍び込ませることができたらいい。それがどこか何かのタイミングで、新しい読書に繋がったらもっといいし、朝まで生き延びる暇つぶしになったらいいし、暗い夜を逞しく歩いていくオンナノコたちにとって、浮き具になったり電灯になったり地図になったりすることもあるかもしれない、そんな風に思っています」
(「はじめに 時に夜があまりに暗く、字を照らす光がなくても」本文より)