- 新羅・唐関係と百済・高句麗遺民
-
古代東アジア国際関係の変化と再編
山川歴史モノグラフ 40
- 価格
- 6,050円(本体5,500円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634673953
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[BOOKデータベースより]
序章 新羅の国家統合過程に関する問題点と新たな視点
[日販商品データベースより]第1章 唐人郭行節墓誌からみえる六七一年の新羅征討軍
第2章 羅唐戦争終結期の新羅の対唐意識
第3章 黒歯常之・俊親子の事績とその墓誌の制作背景
第4章 在唐百済遺民の存在様態と熊津都督府の建安移転
第5章 在唐高句麗遺民の存在様態
第6章 武周・開元期の王権と百済・高句麗遺民
第7章 新羅による安勝の「高句麗王」「報徳王」冊封と骨品制編入
終章 東アジアにおける新羅の三国統一の意味
本書では、7世紀後半から8世紀前半における百済・高句麗遺民の活動や、その活動が新羅・唐の国家関係に及ぼした影響を分析する。それを通じて、新羅が唐との関係をいかに構築したのか、また百済・高句麗遺民をどのように統合しようとしていたかを明らかにし、さらに、新羅による国家統合過程の歴史的意義を、東アジア史の観点から捉え直すことを目指す。