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- 積み重なる差別と貧困
-
在日朝鮮人と生活保護
サピエンティア 64
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784588603648
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[BOOKデータベースより]
これは「特権」なのか。いまも続く排外主義をのりこえるために、苦難にみちた生活と運動の歴史をたどる。根拠のないヘイトスピーチへの反証。
序章 在日朝鮮人と生活保護
[日販商品データベースより]第1章 解放と失業
第2章 朝鮮戦争下の生活問題
第3章 生活保護制度と外国人
第4章 生活保護獲得闘争の展開
第5章 生活保護行政の「適正化」対策
第6章 外国人被保護世帯への全国一斉調査
第7章 民衆の生存危機と抗議陳情
第8章 帰国運動/帰還事業のなかの生活困窮者
終章 戦後日本における在日朝鮮人の生活困窮
在日朝鮮人と生活保護の問題は、戦後日本における排外主義の標的となってきた。はたしてそれは「不適正」な「特権」なのだろうか。さまざまな歴史資料から在日朝鮮人の苦難に満ちた暮らしを描きだし、生活保護制度からも排除されていった事実を明らかにする。南北分断、朝鮮戦争、北朝鮮への帰国、高齢者の無年金問題などを経て、現在まで続く民族差別と貧困の道のりをたどる。