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- 先端的D&O保険の実効性と限界
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価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2023年11月発売】
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【2023年11月発売】
[BOOKデータベースより]
対人・対物事故を伴わない“純粋経済損害”を補償する保険類の構造や機能を可視化するように平易に解説。企業活動をリスク管理する先端保険に注目!!「サイバー攻撃に対する保険」「知的財産訴訟保険」「雇用慣行賠償責任保険」「専門業務賠償責任保険」「金融機関専門業務賠償責任保険」「投資ファンドの専門業務賠償責任保険」「上場/非上場会社の会社役員賠償責任保険」を取り上げ、それぞれの特徴や実効性、その活用法等を検証し、将来の可能性を見通す。
第1章 サイバー攻撃に対する保険の検討
[日販商品データベースより]第2章 サイバー保険の機能と約款の分析
第3章 知的財産訴訟保険の難度と将来展望
第4章 雇用慣行賠償責任保険の実用的価値
第5章 専門業務賠償責任保険の新たな展開
第6章 金融機関専門業務賠償責任保険の実効性
第7章 投資ファンドの専門業務賠償責任保険
第8章 上場会社と非上場会社のD&O保険
ファイナンシャル・ライン(financial lines)と称される保険類について、それぞれの保険の構造や活用法、さらには補償が対応しているリスクなどについて細部にわたって検証を行い、実効性から将来展望に至るまで考察した保険実務者・企業担当者のための解説書。
ファイナンシャル・ラインの保険には、近年関心が高まっているサイバー保険をはじめ、知的財産訴訟保険、雇用慣行賠償責任保険、専門業務賠償責任保険、会社役員賠償責任保険などが含まれる。これらはいずれも対人・対物事故を伴わない主に“純粋経済損害(pure economic loss)”を補償する保険であるが、いわゆる人的、物的損害に対応する保険に比べて損害が目に見えないこともあって、保険事故の発生や損害の認識が難しいためにこの分野の普及が遅れ、損害保険市場において最後に残された未開の地と見られる一方、今日においては、唯一残された成長分野であるとの認識もなされている。この分野を理解し開拓することは、そのまま損害保険業界の発展にも寄与することになり、また、企業にとっても有形資産から無形資産を重視する経営戦略に移行している状況下で、この分野の保険を有効活用したリスク管理は、一つの重要な課題となっている。
本書では、ファイナンシャル・ラインの保険そのものの構造の理解のみならず、各種保険が必要とされる理由や、企業活動においてどのようなリスクが存在し、そのリスクに対して保険が実際にどのように機能するのかの分析評価を行い、また、企業の事業展開が広域化しビジネスモデルが複雑化するなか、リスク管理で求められる賠償責任保険の役割と実効性はどのようなものかを、現行の保険制度のもとで可視化して解説している。
欧米諸国においては既に研究や活用が積極的になされているこれらの先端的賠償責任保険について、本書がわが国の損害賠償保険に新たな分野を切り開いてゆくための道標となり、保険実務者には保険商品の開発・販売のための基本資料として、企業担当者には保険の有用性を求め活用を図る手掛かりとして、関係者にとって裨益する一冊!!