- 家族終了
-
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087443622
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[BOOKデータベースより]
「家は存続させねばならぬ」と信じていた、明治生まれの祖父母。一方その孫である著者は、独身子ナシ。両親と実兄を見送り、酒井家は「家族終了」となったのでした。だからこそ見えてきたのは、日本の家族の諸問題。上昇し続ける生涯未婚率に、事実婚、同性婚、シングル家庭…多様化する家族観の変遷を辿りながら、過去から未来までを考察!激変する日本の「家族」はどこへゆく?
パパ、愛してる
[日販商品データベースより]我が家の火宅事情
「嫁」というトランスフォーマー
自分の中の祖母成分
生き残るための家事能力
家庭科で教えるべきことは?
心配されたくて
修行としての家族旅行
呼び名は体をあらわす
長男の役割
お盆に集う意味
親の仕事、子供の仕事
世襲の妙味
毒親からの超克
「一人」という家族形態
疑似でも家族
事実婚ってなあに?
新しい家族
親が好きですか? 自分の子供をかわいいと思いますか? 夫婦で同じお墓に入りたいですか? 一緒に暮らしたいのは誰ですか――?
「日本の家族」の象徴である天皇家が抱える諸々、50歳時に未婚の割合を示す
「生涯未婚率」(45〓49歳の未婚率と50〓54歳の未婚率の平均)の上昇、事実婚、
シングル家庭、同性婚……近年の家族をめぐる状況は多様化した。
『負け犬の遠吠え』『子無しの人生』『おばさん未満』『男尊女子』『百年の女』など、
話題作を発表し続ける酒井順子氏。未入籍のパートナーと暮らし、両親、実兄をすでに
見送ったからこそ見えてくる家族の諸問題とは。日本の家族観の変遷を辿りながら、
現在を考察、未来予測まで言及する。