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[BOOKデータベースより]
本巻は、欧米列強の侵攻が現実のものとなった一八六〇年代から九四年の日清戦争開始までを扱う。伝統的な東アジアの国際秩序が変容を迫られるなか、清が朝鮮との宗属関係の再編を図る一方、日本は朝鮮侵略の一歩をふみだした。朝鮮では、鎖国攘夷政策と開国・開化政策がせめぎ合う中で、壬午軍乱、甲申政変が起こり、内政・外交のあり方をめぐって模索がつづけられた。また、民乱が続発し、東学が勢力を拡大、甲午農民戦争への動きが醸成されていった。このような模索の時代を代表する衛正斥邪思想、開化思想の史料など七〇点を収録。
1 鎖国攘夷と開国(欧米艦隊の侵攻と衛正斥邪思想;江華島事件と日朝修好条規の締結;黄遵憲『朝鮮策略』と対欧米開国問題)
[日販商品データベースより]2 開化思想の形成と分化(日本視察団の報告と開化上疏;欧米諸国との条約締結と対清関係;壬午軍乱と日清の出兵 ほか)
3 日清の対立と改革の構想(外交の模索;小国の自立;富強の道 ほか)
東アジアにおける中国や日本との相互の影響関係を重視しながら、朝鮮近代思想史の理解に重要な史料を原典から翻訳した世界初の試みがついに登場。激動の近代を経験してきた朝鮮の思想的営みを、朝鮮王朝時代から南北の分断に至るまで、五五〇年という長い歴史をもとに新しい枠組みで描き出し、近代の根本的な再検討を促す。