- 帝国ロシアとムスリムの法
-
昭和堂(京都)
磯貝健一 磯貝真澄
- 価格
- 6,160円(本体5,600円+税)
- 発行年月
- 2022年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784812221129
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【2011年06月発売】
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[BOOKデータベースより]
19世紀‐20世紀初頭のロシア帝国統治下のムスリム社会を、そこで交錯する複数の「法」に焦点を当てて考察する。また、法的多元状況を比較するため、ロシア法制史・中国近代史・人類学の論考も合わせて収録し、巻末には法学研究者の論評も取り入れるなど、多角的な分析を試みる。
ロシア・ムスリム・Legal Pluralism―歴史学と法学の対話
[日販商品データベースより]第1部 ロシア帝国のムスリム諸地域(中央ユーラシアのムスリムとロシア帝国法―宗務行政と植民地行政;ロシア帝国的「イスラーム法」の構造―ヴォルガ・ウラル地域のムスリムの婚姻・離婚;「仲裁」するシャリーア法廷―南東コーカサスにおける裁判の制度と実態;二種の判決文―中央アジア・シャリーア法廷の文書作成業務;改革と水利―トルキスタンの水利権法(一九一七年)への道程)
第2部 法の多元性をめぐって(「法多元主義」余聞―帝国ロシアの法秩序における一元性と「多元性」;南京の英国人―中華民国期の都市不動産と法の多元性;妻の権利をめぐる人間模様―現代ウズベキスタンの「法」制度と運用)
Discussion1 実定法学の視点、歴史学の視点―歴史学・人類学と法学との対話は可能か
Discussion2 「古き法」と「新しき法」の交錯―財産権・婚姻・裁判にみる相克と調和
Epilogue シャリーア法廷文書収集・研究プロジェクトの二〇年
19世紀〜20世紀初頭のロシア帝国統治下のムスリム社会を、そこで交錯する複数の「法」に焦点を当てて考察する。また、法的多元状況を比較するため、法制史・中国近代史・人類学の論考も合わせて収録し、巻末には法学研究者の論評も取り入れるなど、多角的な分析を試みる。