[BOOKデータベースより]
ルベーグ積分に至るもうひとつの道筋。
第1章 連続関数とリーマン積分
第2章 ダニエル積分
第3章 積分と測度
第4章 くり返し積分
第5章 Lp空間
第6章 密度定理と双対性
第7章 単調族と可測性
第8章 ラドン測度
付録A 集合の言葉など
付録B 位相空間あれこれ
★“もうひとつのルベーグ積分論”★
測度論を経由せず、積分を線型汎関数として捉えるというアプローチで記述された、これまでのルベーグ積分とは異なる画期的な入門書。これによって、論理的な先送りがなく、ルベーグ積分の主要結果に早い段階でたどり着くことができるようになっている。一方で、「測度」という重要な概念を軽視するものではなく、測度と積分が表裏一体であるという立場にもとづき、どのようにお互いを規定し合うのかに迫る。
問題の解説に40頁以上の紙幅を割いており、独習の便も十分に計られている。測度論に苦手意識を感じるかた、逆に解析学の腕に覚えのあるかた、どちらにも手にとってほしい、もうひとつのルベーグ積分論。
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