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[BOOKデータベースより]
ある日、研究室の電話が鳴った。内容はある青年を紹介したいというものだった。定年を間近にひかえたヒラノ教授のもとをおとずれた才気煥発な青年。おたがいに寄り添いながら博士号をめざして奮闘する日々。その結末とは―。
1 セレブから頼まれた学生
[日販商品データベースより]2 教授と学生のウィンウィン関係
3 教授と学生のウィンウィン関係―つづき
4 博士号を取得するまで
5 手がかかる学生
6 研究テーマの選択
7 博士論文の審査
8 ヒラノ教授とその助手
9 大学から実務の世界へ
10 リターン・トゥー・アカデミア
教授と学生の博士号狂想曲がはじまる−−
長年つとめた東工大もあと数年。そんなおりかかってきた1本の電話。紹介されたのは大学院進学を希望する才気煥発なひとりの青年だった。のこされた時間のなか、この「後れてきた青年」とヒラノ教授との博士号に向けた苦闘の日々を描く。