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[BOOKデータベースより]
ツイッターフォロワー数140万人、スマホアプリダウンロード数206万回―。かつて、「謎の災害速報アカウント」と呼ばれた「特務機関NERV」は、今や社会インフラになった。アカウントの始まりは、2010年にひとりの大学生が始めた「遊び」。だが、2011年の東日本大震災が行く末を大きく変えた。宮城県石巻市出身の「中の人」石森大貴が何を思い、どのように「インフラ」と言える災害情報配信システムを築いていったのか。「天才」と呼ばれる技術力と、経験に裏打ちされた信念が結実するまでの、情報と防災にかけた10年を追った。
序章 最速の防災アカウント
[日販商品データベースより]第1章 3月11日
第2章 熱意と技術
第3章 Lアラートと作画システム
第4章 起業と経営
第5章 防災アカウントとして
第6章 災害と、新たな挑戦
第7章 「情報では命を救えない」
第8章 哲学と実装
第9章 特務機関NERV防災アプリ
終章 反省とは、未来を考えること
☆第21回新潮ドキュメント賞候補作
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「どんな速報より早く正確」と評される、
206万ダウンロードの防災アプリ「特務機関NERV(ネルフ)」の開発秘話。
石巻市出身の稀代のホワイトハッカー、石森大貴の情熱が防災を変える!
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「謎の災害速報アカウント」――。
かつてそう呼ばれたツイッターアカウント「特務機関NERV」は、今や社会インフラになった。ツイッターフォロワー数140万人、スマホアプリダウンロード数206万。地震情報や気象警報のツイートはNHKニュース速報よりも速い。
「特務機関NERV」とはもともと、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する国連直属の非公開組織の名だ。作中では、敵「使徒」のせん滅を主要任務とする超法規的組織として描かれる。
アカウントの始まりは2010年。その「エヴァ」ファンの大学生が「遊び」で始めたアカウントだった。だが、2011年の東日本大震災がNERVアカウントを大きく変える。
「中の人」石森大貴は宮城県石巻市出身。高校卒業まで暮らした実家は全壊し、慕っていた伯母や知人を亡くした。以来、彼は「防災情報配信」に全力を傾けるようになる。
自身が経営するITセキュリティ会社「ゲヒルン」で気象庁本庁舎内に専用線を敷き、プログラムの修正を繰り返した。
そして2019年にはついにスマホアプリをリリース。2021年2月の福島県沖地震の際、気象庁の緊急地震速報を受信・解析し、対象地域にいるアプリ利用者を選んで情報を送り始めるのにかかった時間はわずか0.466秒だった。スピードにかける先にあるのは、「逃げるための『情報』を、できる限り早く届けたい」という信念だ。
エヴァンゲリオン版権元も彼らの活動と情熱を認め、名称の使用を許可してきた。
「遊び」から社会インフラへ。情報のスピードと質、そして幅広さを求める彼らの挑戦はなおも続く。
石森大貴とゲヒルンが、情報と防災にかけた10年の歩みを追いかける。
◇目次◇
序 章:最速の防災アカウント
第一章:3月11日
第二章:熱意と技術
第三章:Lアラートと作画システム
第四章:起業と経営
第五章:防災アカウントとして
第六章:災害と、新たな挑戦
第七章:「情報では命を救えない」
第八章:哲学と実装
第九章:特務機関NERV防災アプリ
終 章:反省とは、未来を考えること
[寄稿]『防災アプリ 特務機関NERV』刊行によせて/石森大貴
[年表]特務機関NERVの歩み