- ソーニャ、ゾルゲが愛した工作員
-
愛人、母親、戦士にしてスパイ
AGENT SONYA- 価格
- 3,190円(本体2,900円+税)
- 発行年月
- 2022年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784120055065
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[BOOKデータベースより]
ウルズラ・クチンスキー・バートンは、母であり、主婦であり、小説家であり、有能な無線技師であり、スパイ網のリーダーであり、秘密文書の運び屋であり、破壊活動員であり、爆弾製造者であり、冷戦の戦士であり、秘密工作員であり、これらの務めをどれひとつおろそかにしなかった。彼女の暗号名は「ソーニャ」。本書は、彼女の物語である。
つむじ風
[日販商品データベースより]東洋の娼婦
工作員ラムゼイ
ソーニャがダンスを踊れば
彼女を愛したスパイたち
スズメ
コンテ・ヴェルデ号の船上で
満州の女
放浪生活
北京からポーランドへ
一ペニーで買えますよ
モグラ塚
偽装結婚
赤ん坊泥棒
楽しい時代
バルバロッサ
地獄への道
原爆スパイ
MI5のミリセント
ハンマー作戦
春のささやき
グレート・ロールライト
非常に手ごわい相手
ルート・ヴェルナー
終章―他の人々のその後
上海で情報員リヒャルト・ゾルゲにスカウトされたことを契機に、第二次世界大戦を挟んで20年間、ソ連軍の情報機関で活動していた工作員「ソーニャ」ことウルズラ・クチンスキーの生涯を描いた歴史ノンフィクション。
著名なスパイ事件にかかわりながらも逮捕や粛清をまぬかれたことから、「ゾルゲ以上の諜報員」などと評されもする彼女の本格的な伝記である。
ウルズラの活動は地道な通信業務が中心ながら、その日々は複雑な人間ドラマやスパイの葛藤――夫や愛人たちとの奇妙な関係や、母親の感情より共産主義者の使命を優先させたことへの罪悪感(それぞれ父親の違う3人の子あり)――に彩られ、1920年代のドイツ、30年代の上海の活写とともに大いに興を誘う。
英米の原爆開発計画をモスクワに伝え、尋問を試みたMI5に「非常に手ごわい相手」と言わしめた女性スパイの真実とは――。