- パイナップルの彼方 改版
-
- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041121542
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[BOOKデータベースより]
父親のコネで入った信用金庫で安定した収入を得、趣味のイラストで副業もこなし、実家を出た1人暮らしの部屋には優しい恋人が訪ねてくる。上司や同僚ともうまくやり、居心地のいい生活に満足する深文だったが、1人の新入社員の女性が配属された時から、ゆっくりと周囲のバランスが壊れていく…。毎日、現実から逃げたいと思っていても、実際に逃げ出したりはしない。そんな誰もが抱える日常を見事に描き出した長編小説。
[日販商品データベースより]父のコネで都会の信用金庫の人事部に勤める深文は、安定した仕事の中で同性の先輩ともうまく付き合い、恋人との関係も良好で満足していた。居心地いい生活、それはずっと続くと思っていたのに。ある日、1人の女性新人社員が配属されたことで、周囲のバランスがゆっくり崩されていく。そして起きた、ある小さな出来事を気掛けに世界はすっかり瓦解の一途をたどる……。
すべてがダメになったと思ったら、何もかも捨てて南の島へ飛んでパイナップル工場で働けばいい。そんな決して実現しない妄想が「私」を救ってくれることもある。中毒性があり! 山本文緒の筆致が冴えわたる、誰もが共感できる「私」の物語。(解説:彩瀬まる)