- ナチを欺いた死体
-
英国の奇策・ミンスミート作戦の真実
中公文庫 マ17ー1
OPERATION MINCEMEAT- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122071735
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[BOOKデータベースより]
「死人なら口を割る心配は絶対にない」。調達した遺体に、上陸攻撃に関する偽情報をまとわせ、敵陣に流れ着くよう海に流す―推理小説をヒントに英情報部の変わり者たちが仕掛けた大芝居が、ヒトラーを惑わせ、やがて大戦の趨勢を変えてゆく。最も奇想天外ながら最も成功した欺瞞作戦を描いた、傑作ノンフィクション。図版多数収録。
イワシ漁師
[日販商品データベースより]らせん的思考回路
一三号室
目標はシチリア
実在した男
小説的アプローチ
パム
蝶の収集家
親愛なるアレックス
卓球を愛し、国を裏切る
埋蔵金の探索人
ケーキを焼いたスパイ
ミンスミート、出航
ビルのお別れパーティー
甘美にして優美なり
スペインでの追跡
キューレンタールの大手柄
ミンスミート、消化される
眠れぬヒトラー
セラフとハスキー
紅茶を一杯
すべて丸呑みに
ミンスミート、公表される
後日談
1943年4月のある朝、スペインの漁師ホセは、海面に人間らしきものが浮いているのに気づいた――
チャーチルの諜報チームの計略どおり、死体は敵陣に回収される。その「実在しない男」がまとっていた偽情報がヒトラーを惑わせ、やがて大戦の趨勢を変えてゆく。
トランクに眠っていた立案者のメモや、時を経て機密解除になった極秘文書により、最も奇想天外ながら最も成功した欺瞞作戦の全容が明らかに。