- 客家
-
エスニシティーの形成とその変遷
人類学専刊
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2021年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784894893139
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[BOOKデータベースより]
多様な民族的出自によって織りなされる華南文化のモザイク。清末以後、顕著となる客家知識人による自文化への言及は、民衆や海外との呼応・共振によって、やがて鮮明な自画像・他者像を生み出した。そしてそれは21世紀の今日、新たな展開を見せつつある。「エスニシティー現象」という人類史の普遍的課題への細密な考究。
第1章 宗族、械闘、海外移住―清末珠江デルタ西部地域における「客」と「土」
第2章 円型土楼―福建省南西部地域における家屋建築と客家
第3章 客家語―言語からみた客家のエスニック・バウンダリーについての再考
第4章 「客」概念と「客家」―海南島〓州・臨高地区におけるエスニシティーの重層構造
第5章 客家アイデンティティーの形成―近現代「客家系著名人」に関する再考から
第6章 客家のイメージ形成―中国、台湾、日本の学術書ならびに一般書にみるその過程
第7章 客家エスニシティーの動態と文化資源
第8章 客家論の人類学