この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 「南京事件」を調査せよ
-
価格:990円(本体900円+税)
【2017年12月発売】
- 民族自決と非戦 大正デモクラシー中国論の命運
-
価格:4,840円(本体4,400円+税)
【2024年11月発売】
- 平成史全記録
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2019年06月発売】
- 神兵隊事件 別巻 7
-
価格:5,720円(本体5,200円+税)
【2019年01月発売】
- 「ノーモアヒロシマ」伝えていこう!平和
-
価格:605円(本体550円+税)
【2020年08月発売】
[BOOKデータベースより]
かつて、既成政党の度し難い堕落と腐敗が軍部独裁に道を開いたとき、これに敢然と立ち向かった日本人がいた。今日、この国の政治の貧困をいう者は、まずこの史実を知らなければならない。
第1章 ヒトラー礼讃の意味(「日本のヒットラー」;ベルサイユ体制批判 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「先輩凌轢」―犬養との訣別(「木堂屈すること勿れ」;外交調査会批判 ほか)
第3章 東條弾劾(戦局の悪化;「大政翼賛」の否定 ほか)
第4章 対支政策論―日中友好の模索(「支那保全論」;「満洲起義」 ほか)
第5章 もう一つの目眩まし―『人間中野正剛』は「友情の書」か(明白な事実誤認;「メリー・ゴー・ラウンド」 ほか)
早稲田大学出身のジャーナリスト・政治家、中野正剛(1886−1943)。筋金入りのリベラリストとして知られながら、ヒトラーやナチスに傾倒。その一方で、日本の軍部独裁を厳しく批判し、東条英機内閣の転覆容疑で逮捕された後、割腹自殺を遂げた。
大衆とともにあろうとし続けた稀代の政治家の足跡と、一見矛盾とも見える数々の行動の背景にあった政治理念を、中野自身の著作や緒方竹虎など知人の証言から読み解く。戦前の日本政治史研究に一石を投じる書。